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Facilities

ベクトルマグネット

ベクトルマグネット

Cryogenic社製のデュワーで、面内方向に最大7T、垂直方向に最大3Tの磁場を発生可能なマグネットを備えており、磁場方向および強度をZX面内で2次元的に制御可能になっています。
温度可変インサート(VTI)や3He冷凍機と組み合わせて使用することが可能で、ネマティック感受率測定や磁場下比熱測定、磁気トルク測定などを行っています。 また、プローブの回転機構を併用することで、XY面内での角度分解測定を行うことも可能です。

12T超伝導マグネット

12T magnet

垂直方向に最大12Tまで発生可能な超伝導マグネットを備えたデュワーです。
温度可変インサート(VTI)と組み合わせて運用することで、2-300 Kの範囲で様々な輸送特性の測定が可能となっています。

希釈冷凍機

希釈冷凍機

冷却能力の異なる2台の希釈冷凍機(Oxford MX40/MX400)を配備しています。
MX40では80 mK、MX400では30 mK以下の極低温まで冷却が可能となっています。 これらの希釈冷凍機は、地磁気を遮蔽するミューメタルを内蔵したデュワーで運用しており、ゼロ磁場下での極低温下精密物性測定に用いています。
現在は主にトンネルダイオード発振器を用いた精密磁場侵入長測定に用いています。

3He冷凍機

3He冷凍機

~0.3 Kまで容易に到達可能な3He冷凍機(Oxford Heliox VL)を2台配備しています。
一方はトンネルダイオード発振器を用いた精密磁場侵入長測定用にカスタマイズされていますが、もう一方の冷凍機では微小試料での精密比熱測定や磁気トルク測定、電気抵抗測定等、多彩な測定に用いられています。

電気炉・管状炉

管状炉

小型電気炉および1ゾーン型管状炉です。
電気炉は銅酸化物をはじめとする試料のアニールに、管状炉は純良単結晶の合成に用いています。

グローブボックス

グローブボックス

Arガス雰囲気下で試料のハンドリングを行うことが可能です。
試料合成における封管作業や、大気中で不安定な物質の取扱いに使用しています。

その他

物性研究所の共同利用施設を活用して、高圧測定装置や各種X線装置、PPMS/MPMS等を用いた測定も行っています。

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