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芝内研究室に興味のある学生の方へ

芝内研究室では、物質中の多数の電子が示す非自明な状態を解明する研究を、様々な低温物性実験技術を駆使して行います。特に電子の持つ量子性が重要になった場合には、通常の金属や半導体の理論では説明できない状態が現れます。このような物質の量子相「Quantum Phases of Matter」を研究することは、現代の基礎物理学における最重要課題の一つです。 研究室では、

  • 最難問としられている高温超伝導発現機構の解明
  • そのヒントを与えるのではないかと期待される量子臨界点の物理学
  • 30年間の固体物理学の謎として知られる重い電子系化合物に現れる「隠れた秩序」の解明
  • 理論的研究が先行して実験的な実証が求められている量子スピン液体やトポロジカル超伝導状態

などの多彩な現象を扱っています。 実際の研究では自由な発想を大事にしており、常識にとらわれず、ある意味素人のひらめきなども見過ごさない自由な雰囲気を目指しています。

実験装置やそれを動かすプログラミングなどの開発も自ら行い、研究室のメンバーは極低温環境という物質の基底状態(エネルギーの低い最も安定な状態)に近づけることのできる状態での実験技術を身につけることができます。 このような技術を習得しておけば、将来いろんな分野へ活用することができる可能性があります。

物理学に興味があり、実験系の研究室に進学を考えている方は、電子メールで芝内教授に気軽にコンタクトして、是非一度話を聞きに来てください。アクセスの方法はこちらをご覧ください。

大学院進学を考えている皆様

芝内研究室では修士課程・博士課程入学生を募集しています。

募集要項等は、新領域創成科学研究科物質系専攻のホームページをご参照ください。
芝内研の入試説明会用資料はこちらでご覧いただけます。入試説明会に関する詳しい情報はこちらもご参照ください。 研究室見学は随時受け付けています。

卒業研究を考えている物理工学科の皆様

芝内研究室では工学部物理工学科の卒業研究生を受け入れます。

超伝導に興味がある方、基礎物理学をじっくり学びたい方、物性測定技術を身につけたい方などがぴったりの研究室です。 研究室見学は随時受け付けています。

柏キャンパスについて

柏キャンパスは不便だと思われる方もいると思いますが、研究を行う上では非常に優れた環境です。
隣の建物である物性研究所では様々な大型施設が共同利用できます。またつくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅からはシャトルバス(学生や来訪者は無料)が出ています。様々なスポーツ施設も整っています。
キャンパスライフについてはこちらが参考になります。

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